医療費控除を申請しよう!
確定申告のシーズンがやって来ましたね。
今日は医療費控除について引き出しを増やしてみたいと思います。
医療費控除とは1年間に10万円以上の医療費がかかった場合、医療費控除の対象となり、1年間に払った所得税から控除しますよというもの。
あくまで所得税を納めている事が前提となり、「医療費」が返ってくるわけではないのでご注意を。
あと、住民税の計算にも影響があるのでたとえ少額でも節税したいものです。
特別徴収で毎月給料から天引きされている方にはあまり感じないかもしれませんが、派遣社員や自営業の人たちは7月あたりから2ヵ月分ずつヒーヒー言いながら納税しているのです(苦笑)
これ、月の収入に対して2カ月分を支払うって、カナリ打撃が大きいので毎月引いてくれるようにならないかなと切に願っています。
しかし、9万円くらいかかったけど10万円には届かなかったわー。なんてこともあるかと思います。
そこで
知らずに損するポイントその1!
病院に行くのにかかった交通費があれば、忘れずに申請しましょう。
タクシーの領収証があれば添付し、バスや電車の場合は領収証が無いので、病院の領収証の裏にでもその日病院に行くのにかかった往復の交通費を書けば認められます。
知らずに損するポイントその2!
「生計を一にしている人」の医療費も一緒に申請出来ること。
つまりご両親と一緒に住んでいる場合は自分の医療費は少なくても家族みんなの分の医療費をまとめて10万円以上であれば申請できるのです。
我が家では、医療費がかかっているにも関わらず誰もこの事務仕事をやりません。
勿体無いですね。
なので医療費の領収証回収箱を作りまして、1年分の領収証を全て集計し、家族分まとめて申請しています。
還付されたらそれぞれ払ったパーセンテージで割って分配しています。親孝行ですね(自分で言ってみるw) 。
アクションを起こさないと返ってこないところがニクいところです。
医療費控除の申請は、面倒ではありますが、難しくはありません。
申請の方法
パソコンは触れません!という方はおそらくこのレディの引き出しには訪れていないと思いますがw
念のため書いておきますと、そういう方は税務署に行って用紙をもらってください。書き方が分からなければ相談に乗ってくれる窓口もあるはずなので職員の人に聞いてみましょう。
パソコンはさほど苦でないという方は、パソコンのフォーマットを利用して作成画面の案内のとおり進めていけば割と簡単に申請できちゃいます♪
1.領収証の仕分け
まずは1年分の領収証を仕分けをしましょう。
例えば、父、母、本人(ワタシ) 3人分をまとめて申請する場合でもいつ誰がどこの病院にいくら支払ったか(交通費含む) をそれぞれ明記して提出しなければいけません。
例えば、同じ掛かりつけ医に父、母が行ってたとしても、父は父、母は母でそれぞれ別に仕分けます。
前述の通り、交通費をお忘れなく!この作業が私は1番大変だと感じます。
今、私も2014年の医療費を集計している途中なのですが。。。
消費税8%に上がった2014年の4月から交通費も値上りしました。
私のようにまとめて1年分交通費を記入しようとする人も沢山居るんだと思いますが、みんな同じ悩みにぶち当たったようです。
それは運賃検索サイトでは2014年3月運賃値上げ以前の検索はもう出来なくなっているのです!
レディも「マジかー!」と、一瞬途方に暮れましたが、ググってみると色んな所でバスやJR、東京メトロの値上げ前の運賃を教えて~と言う書き込みを目にしました。
JR東日本、東京メトロの運賃値上げ前後がわかる料金表を見つけたのでこれを見たらもうバッチリ。
JR東日本の「幹線」とか「特定区間」とか専門用語的な所がはて?となりますが、同ページに説明があるので解読して下さいませ。
私が利用しているエリアは「特定区間」になっているようでした。
今まで何も気にしてなかったけど、運賃検索サイトがどれだけ便利であるか気付かされました!ありがとう!開発された方々!
ということで、
運賃検索サイトで現在の運賃を確認して、「改訂後」の運賃に当てはまる所を探し、「改定前」の運賃を見ればもう解決ですね!
父、母、ワタシ、それぞれの医療費の合計がいくらか、全員の合計がいくらかを電卓で算出し、ノートに書き留めておくと後の答え合わせにも使えるのでオススメです。
さあ!交通費も算出できたし仕分けもできたら今度はパソコンの作業に移ります!
2.フォーマットに打ち込み
国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」というページに行くと、「医療費集計フォーム」というフォーマット(Exel ) がダウンロードできます。
レディの場合は家族分で結構な枚数があるのでフォーマットを利用します。枚数が多くない人は、この工程は事前にしないでもOK! 次の画面案内の過程で入力できます(でも必ず入力するところはあるのであしからず) 。
続けまーす。
それで、このフォーマットに支払年月日、支払った医療費(交通費を含む) 、医療を受けた人の名前、続柄、治療内容、病院の所在地、病院名・・・というように、項目の通りに打ち込んでいきます。こまめに保存する事をオススメします。
全部打ち終わったら先ほど仕分けした時に算出した金額を書き留めたノートと見比べてみましょう。
数字が合っていればタイプミスも無いということでパーフェクト☆もし間違っていたら再度確認しましょう。
これさえ終われば80%終わったようなものです!ゴールはスグそこ!
3.画面の案内の通りに入力
源泉徴収票を手元に用意して、いざ再び国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」へ!
デカデカと目に入る「作成開始」ボタンをクリックして案内に従って進めていけば書類は完成しちゃうのです!
苦労して作ったExcelも途中で読み込んで「ほぉ~ここで発揮するのねん!」と感動したりしますw
4.書類に不備がないか確認して郵送!
レディは書面提出派なので、完成した書類をプリントアウトして源泉徴収票、領収証の束と一緒に自分の住んでいる地域の管轄税務署へ郵送してフィニッシュ!
郵送時の添付書類のチェックシートや、管轄税務署の住所とかも出してくれるのでとても便利です。
ザックリした流れの説明になりましたが、画面案内の中での不明点などは、国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」の中で確認してくださいね。なかなか手厚くフォローしてくれています。
はい!郵送してしまえばあとは振込まれるのを待つだけ!
忘れた頃に振込みましたというハガキが来て「あ、振込まれた♪」と少し嬉しくなります。
・・・いやいや、待て待て。
医療費控除するくらい医療費がかかっていることがそもそも良くないことなので喜んでる場合じゃないのでした。
健康でいればその分楽しいことに使えるわけですからね。
健康で長生きして楽しいことに時間を使う!
これが理想ですねー。
年齢のいった父や母にはある程度医療費がかかってしまうのも仕方ないですし、不調があればすぐ病院に行って欲しいものです。
が、まだまだ働き盛りのレディこそ医療費をかけてる場合じゃないですわー。
レディの場合は肩コリと腰痛に悩まされており、結構な頻度で整骨院に通っています。1回1回が小額ながらも1年分となると結構な金額になります。
大分改善されつつあるのですが、正しい姿勢や筋トレ、ストレッチで改善して早く卒業するぞー!
今年の目標は自らの医療費削減です。
バリバリ働くレディな皆さま、人生を豊かにする為の仕事ですから、体を壊すまで働いては本末転倒!バランスの取れた健やかライフで医療費がかからない1年になりますように!
かかっちゃったら是非医療費控除を申請しましょう。
微々たる金額しか返ってきませんが、住民税の減額にも繋がりますし、申請したら返してくれるというのだもの、是非とも返していただかなくては!